愛はいらんかね?
「愛はいらんかね?」
夜も更けると、小人のおじいさんが売りに来る。
「今日はどのくらい欲しいんだい?」
便利な愛の量り売り。
小さな瓶から大きめの瓶まで、おじいさんはリヤカーを引いて売りに来る。
『中くらいのを、頂戴』
寂しさを埋める為に私は今日も一つ買う。
「愛はいらんかね?」
140字小説
というものを初めて書いて、予想外の反響をいただきました。
今日はそこから派生した物語を3つ、書いてみました。
どれもフィクションですが、物書きの話はちょこっと自分にも重なるような気がします。
ママがいない子のもとに、ママが帰って来ることを願いたいです(書いたの私)
こんな小人さん、いたらちょっと怖い気もするのですが。
愛が買えてしまったら、人はどうなってしまうのでしょう。
ここ最近、体調不良でTLが追えず。。
季節の変わり目には、めっぽう弱い虹猫です。
皆様も、お身体大切に。